[[モンスター/蜘蛛]]
** 蜘蛛の神『アトラク・ナクア』 /Atlach-Nacha, the Spider God (L.Dark '&color(#444,black){S};') [#g7a4c0e2]
=== Num:809 Lev:75 Rar:1 Spd:+10 Hp:13000 Ac:160 Exp:30000
巨大で恐ろしい黒い毛に覆われた蜘蛛のような姿をした神性。
人間に似たような頭部を持ち、そこには毛に囲まれた真紅の目がついている。
ツァトゥグァ洞窟の底深くの深淵に、見事な蜘蛛の巣を張り続けているが、その目的は不明である。
一説には、アトラック=ナチャによって深淵の谷間に橋が架けられた時、世界が終わるとも言われている。
アトラック=ナチャが何処で生まれたのか、何故深淵に橋を架けようとするのかは定かではない。
「関節のいくつもある足のついた、うずくまったようなように低い漆黒の体に、顔らしきもののあることがわかった。
その顔は、猜疑と好奇心のいりまじる気味悪い表情をうかべ...」
(クラーク・アシュトン・スミス、池田勝子訳「七つの呪い」『クトゥルー4』、青心社文庫、p.128)
それは通常地下 75 階で出現し、素早く動いている。
この狂気を誘う自然界の邪悪なるモンスターを倒すことは 1 レベルのキャラクタにとって 約750000.00 ポイントの経験となる。
それは毒(800)や暗黒(400)のブレスを吐くことがある、なおかつ的確に魔法を使うことができ、
暗黒の嵐(350+10d10)、恐怖、目くらまし、混乱、麻痺、暗闇、クモ召喚、デーモン一体召喚の呪文を唱えることがある(確率:1/3)。
それはドアを打ち破り、弱いモンスターを押しのけることができる。
それには明るい光でダメージを与えられる。
それは毒と暗黒の耐性を持っている。
それは混乱しないし、眠らされないし、テレポートされない。
それは侵入者に対してあまり注意を払わないが、 80 フィート先から侵入者に気付くことがある。
それは 8 個までの上質なアイテムを持っていることがある。
それは 3d9 のダメージで噛んで毒をくらわし、 3d9 のダメージで噛んで腕力を減少させ、
2d5 のダメージで刺して毒をくらわし、 2d5 のダメージで刺して腕力を減少させる。
**攻撃によるダメージ [#w26e404f]
|魔法、ブレス|CENTER:耐性なし|CENTER:耐性あり|CENTER:二重耐性|
|毒ブレス|CENTER:800|CENTER:266|CENTER:88|
|暗黒ブレス|CENTER:400|CENTER:145~200|CENTER:-|
|暗黒の嵐|CENTER:350+10d10|CENTER:130~225|CENTER:-|
*ブレスの威力は体力最大時の場合
**雑感 [#k217d339]
蜘蛛の神。人間大の大きさで、ひたすら巨大な蜘蛛の巣を紡いでいる。~
原作では非常におとなしい(というより無関心)な神で無害だが、変愚だとクトゥルフ系モンスターの中でも中~上位の強さを持つ。~
~
クモだからといって侮るなかれ、驚異的な体力を誇る、終盤にふさわしい実力を持ったユニークである。~
一向に威力が落ちないブレスに、レベル依存故に最後まで危険性が付きまとう暗黒の嵐、~
じわじわとこちらの打撃力を削る腕力減少打撃、~
更に遠距離職にはクモ召喚で状況を乱してきたりと、異常に面倒な相手。~
消耗するのは必至なので、十分な物資をもって挑みたい。~
ステータス的には[[光なき闇の大蜘蛛『ウンゴリアント』>モンスター/蜘蛛/光なき闇の大蜘蛛『ウンゴリアント』]]とほぼ一緒だが、こちらは腕力減少打撃やテレポート無効が厄介。
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