=== Num:177 Lev:10 Rar:2 Spd:+0 Hp:200 Ac:30 Exp:45 青白く捻曲がったこの生物は、あなたの姿そのものを憎んでいる。 「それはまるで、人間の顔になることをめざして作りはじめながらついに目標にとどかなかったかのような貌だった。 踏みしだかれ、捻じ曲げられ、頭部のふくらみを形成する醜い肉塊を穴だらけにされていた。 その胴体を包む透明な肉を通して、骨が見えるし、短い脚は樹の幹みたいに太く、その先端に円盤状の平たい足が付いていて、 そこから根っこか蛆虫みたいな長い指が何十本となく突きだしていた。腕は体ぜんたいよりもはるかに長かった。 つぶしたナメクジといおうか、すっかり焼きあがる前に凍らしてそれをまた解凍させたような物体だった。 それは---「これがボーシンだ」 <こうもり王>がそう言った。」 (ロジャー・ゼラズニイ、荒俣宏訳『影のジャック』サンリオSF文庫、p81-82) それは通常地下 10 階で出現し、普通の速さで動いている。 このモンスターを倒すことは 1 レベルのキャラクタにとって 約225.00 ポイントの経験となる。 それは AC30 の防御力と 200 の体力がある。 それはドアを打ち破ることができる。 それは冷気と毒の耐性を持っている。 それは恐怖を感じないし、混乱しないし、眠らされないし、即死しない。 それは侵入者をかなり警戒しており、 400 フィート先から侵入者に気付くことがある。 それは 2d13 のダメージで殴って攻撃し、 2d15 のダメージで体当たりして攻撃し、触って恐怖させる。
ゼラズニィの『影のジャック』に登場する怪物。
劇中では何度もジャックを追い詰めた強敵だが、変愚では最序盤のユニークにすぎない。
序盤のユニークなのだが、その打撃力は出てくる階層では随一。
殴ってくるだけなので遠距離攻撃ならば楽に仕留められるが、遠距離攻撃手段やショートテレポートを忘れたうっかりさんは戦士系でない限り歯がたたないだろう。
戦士系でも恐怖対策を忘れるとどうしようもない。パニック・モンスターも効かない。
6階ランダムクエストの主として出現しやすいので、挑む前にしっかり準備しておこう。
クローン地獄では4体が開幕に出迎えてくれる。
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