モンスター/ヒューマノイド

[U] チーターマン『アリエス』 /Aries, the youngest cheetahmen (黄色の 'h')

=== Num:1166  Lev:11  Rar:1  Spd:+0  Hp:225  Ac:30  Exp:200
三兄弟の末っ子で、棍棒を振り回している。

彼は通常地下 11 階で出現し、普通の速さで動いている。
この自然界の善良なモンスターを倒すことは 1 レベルのキャラクタにとって 約1100.00 ポイントの経験となる。
彼は AC30 の防御力と 225 の体力がある。
彼は轟音の耐性を持っている。
彼は朦朧としないし、即死しない。
彼は侵入者をしばらくは見ており、 200 フィート先から侵入者に気付くことがある。
彼は一つか二つの上質なアイテムや財宝を持っていることがある。
彼は 4d6 のダメージでひっかいて攻撃し、 4d6 のダメージで噛んで攻撃する。

雑感

伝説のクソゲー、『チーターマン』に登場する三兄弟の末っ子。
元は普通のチーターであったが、ドクター・モービスに遺伝子操作実験を受けてミュータント戦士となった。棍棒使い。
アリエスが持っている棍棒だが、ファンアートでは一本だったり二刀流だったりとあやふやなことが多い。
これはCMやパッケージイラストでは一本持ちだが、ゲーム内のドットでは棍棒二刀流と公式のイメージが安定しないためである。

正式名称は『CHEETAHMEN』なのだが、日本内ではチーターマンのほうが通称になっている。
元は「Action 52」という非正規のNESソフトであり、52のクソゲー詰め合わせオムニバスソフトの目玉作品と販売されたのだが、
「Action 52」自体の劣悪なクオリティと常識外の値段設定によって売り上げは伸びなかった。
(このソフト内に収録されているのが通称チーターマンⅠと呼ばれるもの)
その後、チーターマンⅡが開発されることになるが、低い完成度のため販売までは至らなかった。
数年後には会社が倒産。倉庫跡地に放置されていたチーターマンIIのカートリッジ1500本が発掘され、非公式に販売。Ⅱが世に出回るようになるのであった…。

Ⅱは全6ステージであり、兄弟で2ステージごとに交代しながら攻略していくことになる。
アリエスは5・6ステージ担当なのだが、前述のとおり未完成品なため、発掘された1500本のカートリッジでは4ステージのクリア条件を満たすことができず、5・6ステージのアリエスを操作することは不可能であった。
2012年になって復刻版のCHEETAHMEN II : THE LOST LEVELSが販売され、5・6面がプレイ可能になり救済されることになる。
5・6ステージは人型の獣ミュータントが登場しない異質なものとなっている。

階層の割には高めの打撃力を持つが、それ以外は善良な程度である。
ただし轟音耐性を持つため、歌魔法に頼った吟遊詩人などは苦戦したりする。
遠距離攻撃やパニック・モンスターで対処できるので、準備を怠らないようにしよう。

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 轟音耐性があるのは種族:獣人というイメージだからか -- 2021-01-17 (日) 12:13:45
  • 雑感長すぎだろ…なんだこれ -- 2021-01-19 (火) 00:28:58
  • だがそれがいい いいぞもっとやれ -- 2021-01-19 (火) 01:20:49
  • 会社が引き払った倉庫に放置されてたゲームソフトを販売って時代を感じる -- 2021-01-20 (水) 19:06:33
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