=== Num:763 Lev:56 Rar:2 Spd:+20 Hp:4800 Ac:195 Exp:22200 この今では小人のような男が審判の宝石を使ってこの宇宙を作り上げた。少なくともあなたはそう聞かされてきた。 彼はたとえ今でもその力を持っていたとしても、もう理性をほとんど失っている。 ”かれは小さな男だった。いや、ちっちゃなといった方がいいかもしれない。 身長150センチぐらいで、せむしだ。ぼくと同じように、頭髪もひげももじゃもじゃに伸びている。 そのものすごい毛のかたまりの中で、唯一の特長は、長い鈎鼻と、ほとんど真っ黒な目だ。 今は、光がまぶしくて、その目をしかめている。 …ドワーキン「こっちはオベロン様の捕虜だから」 コーウィン:「へーえ? 父があんたを監禁したなんて、だれも知らなかった」 かれがすすり泣くのが聞こえた。 「うん」かれはしばらくして、いった。 「あの方はわしを信用してなかった」 「なぜ?」 「アンバーを破壊する方法を思いついたといったのさ。それを詳しく説明したら、監禁されちまった」” (ロジャー・ゼラズニイ、岡部宏之訳「アンバーの九王子」早川書房、pp.263-264) --- 彼は通常地下 56 階で出現し、非常に素早く動いている。 このアンバーの王族の人間を倒すことは 1 レベルのキャラクタにとって 約414400.00 ポイントの経験となる。 彼は魔法を使うことができ、純ログルス(112+10d10)、脳攻撃(12d12)、秘孔を突く(15d15)、恐怖、目くらまし、混乱、治癒、 ショートテレポート、テレポート、テレポートバック、テレポートアウェイ、記憶消去、モンスター複数召喚、デーモン一体召喚の呪文を唱えることがある(確率:1/4)。 彼はダンジョンを照らし、ドアを開け、ドアを打ち破り、空を飛ぶことができる。 彼は酸と稲妻と炎と冷気と毒とカオスと劣化の耐性を持っている。 彼は混乱しないし、眠らされないし、テレポートされない。 彼は侵入者を幾分注意深く見ており、 250 フィート先から侵入者に気付くことがある。 彼は 10 個までの上質なアイテムを持っていることがある。 彼は 4d8 のダメージで殴って混乱させ、 5d6 のダメージで殴って恐怖させ、 5d6 のダメージで殴って麻痺させ、 4d8 のダメージで殴って盲目にする。
「真世界アンバー」シリーズの、キーパーソンの一人。シェイプチェンジャーじいちゃん。
階層的にはリナルドに次いで低い、2番目のアンバーの王族。
出現階と比して、面倒な行動は少なく、魔法使用率も高くないので、そこまで手強い相手ではない。モンスター複数召喚が厄介な程度か。
最大の問題点はアンバーの王族であるということ。倒すともちろん血の呪いの危険がある。
あまり関わりあいになりたくないが、倒すなら反魔法をお忘れなく。
50階のランクエにも出現するが、反魔法の備えが無いなら破棄するのが賢明。
20%の確率で審判の宝石を落とすので、準備が万全なら倒してみるのも一興。
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