2005年04月30日
_ Ruby Refactoring Browserについて
最近あまり外向けの活動をしていないこのプロジェクトですが、まったく 進んでいないわけではありません。まあ吉田君がAnthyのほうにリソース を裂いているのでFreeRIDEのプラグインは放置してありますが。私も なんか気が抜けてしまっていました。
適当にいいわけしたところでRuby Refactoring Browserの今後について など書いておきます。
新たなリファクタリングの追加
今のところ新たなリファクタリングの追加はしない予定です。Move Methodは 実装するのが困難だと考えています。
ドキュメント
日本語のチュートリアルがだいたい書けたのでもうすぐ公開します。 あとはスクリーンショットを取るだけですので。あと個々のリファクタリング についての多少詳しいドキュメントも書きます。
既存のリファクタリング
Extract Superclassは修正する予定。attr_*の取り扱いもなんとかできそうですが こちらは時間がかかりそうです。それ以外は私はとくにいじろうとは考えていません。
新たなインターフェース
ruby-listにも書きましたがvimへの対応を考えています。ただ協力してくれる人 がいなければ進まないのは確実です。すこしvimをいじった感想としては、 そもそも複数のファイルを同時に開いてそれを平行して編集するこ とをどれだけ想定しているのかよくわからないなあ、と思いました。
あとCVSにはコマンドラインからcursesを使ったインターフェースが実装されています。
FreeRIDEは放置してます。Fox日本語使えるのかな。
基本的に私はdebian上Emacsでプログラミングをしているので、それ以外の インターフェースはあまりきちんと対応できません。 またWindow ManagerはIon2を使っているのでeclipseみたいなIDEは使い難いので まだvimとかが優先順位が高かったりします。というわけで他のインターフェース 作成は他の人がやってくれんかなあ、と思っています。
誰か一人でも手を挙げる人がいれば頑張って「インターフェース作成チュートリアル」 書きます。
追記:よく考えたらIon2にはWFloatWSがありますな。
Emacs interface
私はこれで満足しているのでまだだめだと思う人は要望を送ってください。
Windows
実はWindowsでもテストが動くことは確認しています(mingw版ruby)。 exerbでbin/以下のファイルを単独実行可能にしてしまえばMeadowあたりでは そのまま動くんんじゃないでしょうか。誰かwindowsに詳しい人が対応して ほしいところです。
CVS
RubyForgeにCVSリポジトリを置いています。詳しくは <URL:http://rubyforge.org/scm/?group_id=663>を見てください。
BTS
これも英語のはRubyForgeのを利用します。 <URL:http://rubyforge.org/projects/rrb/>を参照してください。 日本語はどうしようか少々考え中。RubyForgeが使っているGForgeの国際化は いまいちあてにならない気がします。
メーリングリスト
一応内部向けに使っていたのを利用する予定です。