2006年01月09日
_ SDL 2006年新春オフ関西
参加してきました。私はRuby/SDL 2.0系についての話などをしました。 Ruby/SDLはRubyForgeに CVSリポジトリを置いて いるのでHEADを見れば2.0がどうなっているかいろいろわかります (ただしドキュメントは変更されていません)。 今のところ大きな変更点は
- ソースコードの大整理
- 旧Eventを廃止、旧Event2をEventという名前に
- SDL.setVideoMode -> SDL::Screen.open
- SDL.blitSurface -> SDL::Surface.blit
- SDL::PixelFormatの積極的利用
などでしょうか。
その他の内容は荻野さんの報告 が詳しいです。
2006年01月10日
_ Rubyに型チェック機構をつけてみる
簡単な型チェック機構を実装してみました。 rtyper.rbです。 以下のようにして利用します。
require 'rtyper' class Moge extend Bydo declare :f, Integer, :* => [Numeric], :ret => Numeric def f(n,*rest) (rest.inject{|x,y| x+y})**n end end p Moge.new.f(2, 1.2, 4, 3.5) p Moge.new.f(2, "abc", "def", "ghi") # => Error!
まあある種の表明としてPHPの型チェックくらいには役に立つかもしれません。 型チェック機構の利点は主に実行前にチェックできることだと思うので どうなんだろうとは思います。Duck typingとも相容れませんしね。
契約によるプログラミングをサポートするくらい強力な機構であれば 有用でしょう。
_ メモ
2006年01月17日
_ 言葉
ある現象、概念をあらわすのにより適した単語/言葉を選ぼうと 努力するのは非常に重要なことだと思うのです。その努力を怠って いる人は知に対する見識が欠けていると思うのです。
このような事を書いておいてなんですが、 「知」という単語も適切でないように思います。他に良い言葉も思いつか ないのでこのように書いておきますが。