2009年02月02日
_ Ruby 1.9とRuby/SDL
Ruby 1.9.1もリリースされたことですし Ruby/SDLをどうするのか少し書きます。
まず前提として、現状のRuby/SDL最新版(2.0.1b) はRuby 1.9.1で動作します。当然自分で コンパイルすれば、という前提条件付きですが。 実際Ruby 1.8.xと同等には動きます。なんら問題 ありません。
しかし、1.9の新機能(native thread,m17n)を利用で きると良い部分もあるので、そこは変更する予定です。 native threadについては、SDL::Event.waitが Rubyスレッドの切り替えをブロックしなくなります。 これはCVS最新版で対応済みです。 m17n関連は現在考えている所です。ファイル名などは 下手なことをすると間違いなく混乱するので、 何もしない予定です。文字描画などにだけ余計なことも するようにしようと 考えています。
1.9の新機能を拡張ライブラリから使うには どうすればよいかといった文章もあまりないようなので、 ちと面倒です。
(2009-2-12追記) m17n関連に関しては <URL:http://d.hatena.ne.jp/kouji0625/20081211> が参考になります。
2009年02月27日
_ Ruby1.9とRuby/SDL(2)
前回 Ruby 1.9 の新機能に Ruby/SDLを対応させると書きましたが、CVS上では 対応を完了しました。
CVS内にあるsample/caption.rbがうまく動けば まあOKでしょう。
ファイル名は変換しないと書きましたが、rb_filesystem_encoding というものを見つけたので、これを利用して変換できるように しました。ただしデフォルトは変換なしであり、 変換ありにするためには extconf.rb を動かすときに --enable-m17n-filesystem を付ける必要があります。
いまのところこれでリリースしようかどうか考えています。
_ id:kouji0625 [> m17n関連に関しては <URL//d.hatena.ne.jp/kouji0625/2008121..]