2014年01月06日
_ 計算ホモロジーの解説記事
KMCの部誌に計算ホモロジーの初歩的な解説記事を書いたのですが、現状では直前のコミケで配布されたのみで、知識を広く伝えるという目標はまったく達成されていません。
もっと広く読まれたほうが記事の価値が上がるだろうということで公開します。
<URL:http://www.kmc.gr.jp/~ohai/kmcpress2013winter/computational-homology-2013winter.pdf>
簡単な解説
ホモロジーとは図形の「つながりぐあい」を記述するための概念です。連結性、穴、空洞、といった概念を数学的に扱うための道具です。これはコンピュータで計算可能で、図形上の穴や空洞の種類、個数といったものがこれによってわかります。この記事では「穴」「空洞」に関する数学的なお話と、それを実際に計算するプログラムの紹介(使いかたから実例まで)をしています。