Version 3.0.0Alpha47†
Hengbandにおける魔法防御の役割をまとめる。
長い三行で†
魔法防御が100以上あれば因果混乱耐性が抜けててもレベル・テレポートの呪文以外大丈夫。
魔法防御が125以上あれば彫像化しない。
魔法防御が150以上あればオベロンにもレベル・テレポートされないし、混沌のサーペントの破滅の手も効かない。
(エルドリッチ・ホラーの完全な無効化は無理)
魔法防御の基準値は次のように計算される。
なお、変身魔法を使用している場合、種族も対応するものとする。
(種族補正) + (職業初期値) + (性格補正) + (職業補正) * (@のレベル) / 10 + (性格補正) * LV / 50 + (賢さボーナス)
種族/職業/性格の値に関しては、対応するページを参照。
賢さボーナスはWISの値によって決まり、0~19の値をとる。
この基準値に対して、さらに以下の処理を順番に行う。
- 魔法防御の突然変異を持っているなら、+15+(@のレベル)/5。
- 呪力耐性を持っているなら +30
- 祝福された装備をしているなら +6+(@のレベル-1)/10。
- 呪力弱点なら、-10。
- 呪力弱点装備が強力に呪われているなら、-20。
- 狂戦士化しているなら、-30。
- 反魔法装備を装備しているなら、少なくとも90+(@のレベル)まで上げる。
- クターのレイシャルパワーによって横に伸びているなら、10に固定する。
- 呪文によって魔法防御が上がっているなら、少なくとも95+(@のレベル)まで上げる。
- 装備の呪いに魔法防御低下があるなら、2で割る。
@が受ける一部の効果については、魔法防御を用いてセービングスローを行う。
以下に、魔法防御を用いる効果/判定方法について挙げる。
なお、判定方法が省略されている場合、1d(100 + (モンスターのレベル) / 2) <= (魔法防御)が成功すれば、不利な効果を受けずに済む。
- モンスターによる精神攻撃系統の魔法の効果を受けるか、あるいは@による精神攻撃系統の魔法が@自身に反射された際に効果を受けるか。
- モンスターによる精神攻撃系統の魔法を効果を受けた際に、INTやWISが減少するか個別に判定する。ただし、対応する能力維持で確実に無効化する。
- モンスターによる破滅の手を含む呪い系統の魔法の効果を受けるか。
- モンスターによる麻痺/恐怖の打撃攻撃で状態異常になるか。ただし、対応する耐性で確実に無効化する。
- モンスターによるテレポート・レベル/恐怖/盲目/混乱/麻痺/減速/記憶消去の呪文の効果を受けるか。ただし、テレポート・レベルについては因果混乱耐性で、恐怖/盲目/混乱/麻痺については対応する耐性で確実に無効化する。
- 因果混乱属性の攻撃を受けた際に、テレポート・レベル/ステータスシャッフルが起きるか、1d100 <= (魔法防御)で判定。ただし、因果混乱耐性で確実に無効化する。
- 太古の怨念の際に彫像化するか、1d125 <= (魔法防御)で判定。ただし、麻痺知らずで彫像化ターンを、1d13から1d3に軽減できる。
- 狂気を誘うモンスターを見た際にエルドリッチ・ホラーの影響を受けるか、判定は非常に複雑なので省略するが、現状魔法防御が300弱あれば、完全に無効化できる。エルドリッチ・ホラーは他の要因も多く関わってくる他、魔法防御ではアイテムや魔法書によるエルドリッチ・ホラーは一切防げない。