解析
太古の怨念の処理であるactivate_ty_curseの流れと、同様の処理を行うイベントについて解説する。
- 邪悪なルーン(床)のトラップを踏んだとき、2+d3回のモンスター召喚の後、階層レベル>1d100ならばactivate_ty_curseを行う。activate_ty_curseは1/6で連鎖する。
- 蛇足ではあるが、邪悪なルーン(箱)は別処理である。
- カオス魔法に失敗したとき、あるいはトランプ魔法シャッフルの《運命の輪》の結果、activate_ty_curseが1回発生することがある。
- トランプ魔法シャッフルの《吊られた男》でactivate_ty_curseが1回発生する。
- 太古の怨念付きアイテムを1つ以上装備しているとき、闘技場観戦中でなく、広域モードでもないとき、10ゲームターン(加速+0での平均1ターン)毎に1/200でactivate_ty_curseが1回発生する。
- 悪夢モードのとき、0:00にactivate_ty_curseが1回発生する。
- アンバーの王族を倒したとき、1/2で血の呪いが発生する。このとき装備が呪われ(50%で軽い呪い、50%で重い呪い)、1+d3回のactivate_ty_curseが発生する。
- カオスパトロンの報酬でactivate_ty_curseが発生することがある
- TY_CURSEなら確実に1回発生。
- PISS_OFFなら1/4で1回発生。
- WRATHなら(プレイヤーレベル*4)ダメージ, 破滅, 強い敵召喚, activate_ty_curseを1回, 武器呪い(確率1/2) ,防具呪い(確率1/2) を順番に
stop_tyフラグ†
このフラグが立っていれば、彫像化とサイバーデーモンの召喚が起こらない。
また 1/3 で全体の処理が繰り返されることもない。
複数回のactivate_ty_curseが一度に実行される場合、このフラグを使い回す。
各処理†
d34で分岐する。ただし1/6で連鎖し、効果を実行した後に1つ下の項目が実行される。
- 2/34: 半径 4 + d10 の地震.
- 2/34: ダメージ 10d10, 半径 8 の魔力のボールを喰らう.
- 2/34: 範囲 10d10 のテレポートの後, 12/13 で hi_summon 発動.
- 1/34: エネルギーのうねりで壁が派手に壊れる.
- 5/34: 敵を怒らせる. 視界内にいる敵は加速する.
- 3/34: hi_summon 発動.
- 4/34: モンスター 1 体召喚.
- 3/34: プレイヤーの経験値の 1/16 の経験値を失う.
- 5/34: stop_ty が立っているか, d125 が魔法防御能力より小さいか, 狂戦士だったら何も起きない. そうでなければ麻痺知らずがあって d3 ターン, なければ d13 ターン彫像化して stop_ty を立てる.
- 3/34: どれか 1 つの能力値を下げる.
- 1/34: 記憶喪失.
- 1/34: stop_ty が立っているか, 現在の階が 65 階までならば何も起きない. そうでないならばサイバーデーモンを召喚し stop_ty を立てて打ち切る.
- 2/34: 全ステータスを下げる. 各ステータスについて 1/2 で連鎖で下がる.
- stop_tyが立っていなければ、1/3で再度一番上の行からやりなおし。
彫像化の確率†
一連の処理で、1回以上彫像化チェックが発生する確率を考える。
1度の処理で彫像化チェックが発生する確率は16.56%である。
さらに1/3で連鎖するが、サイバー召喚で止まるので連鎖する確率は32.08%となる。
(彫像化チェックで止まる確率も本当は考慮するべきだが、ここでは無視する)
この連鎖を考慮した場合、彫像チェックが発生する確率は24.38%となる。
血の呪いの場合、この一連の処理が1+d3回繰り返されるので、1回以上彫像化チェックが発生する確率は55.62%である。